ORPHEUSを訪問
長いこと生きているといろんな人と巡り会う。
明るくて楽しい人が私達の回りには多くいる。
その中でもいつもキラキラ輝いている二人がいる。
桜の花が5分咲きの春の陽気に誘われて、
二人でロイヤルパークホテル内20階にある
「ORPHEUS(オルフェウス)」にお邪魔する。
お目当ては半年前に知り合ったバーテンダーお二人のカクテルだ。
ここでお二人のオリジナルカクテルを紹介したい。
大好きな後藤さん(左)と佐藤さん(右)
・後藤泰宏さんオリジナルカクテル
☆「Oceans Park(オーシャンズパーク)」(私達が初めて飲んだオリジナルカクテル。)
グリーンミントシロップにシャンパンフルートグラスをつける。
グラスを逆さにして塩をつける(コーラルスタイル)。
化粧されたグラスにトニックウォーターをそそぐ。
[ジン+マスカットリキュール+チャールストンブルー(リキュール)
+グレープフルーツジュース]をシェイカーで。
ブルーの色合いが夏の海を思わせる。(写真の色が悪くてごめんなさい)
これまたさっぱりとしたカクテル(お薦めです)。
ロイヤルパークホテルズのカクテルコンクール「準優勝」(すごいでしょ!)
☆「ミレニアム・ルシアン・カフェ」(後藤さんのバーテンダー人生の自信につながる逸品。)
[スミノフ・ウォッカ+アイリッシュ・クリーム+バニラ・リキュール
+バニラ・シロップ+アイス・コーヒー](お薦めです)
(社)日本ホテルバーメンズ協会/ジャーディンワインズアンドスピリッツ(株)共催
カクテルコンペティション ウォッカ部門「優勝」(これまたすっごいでしょ!)
Oceans Park
ミレニアム・ルシアン・カフェ
・佐藤千鶴さんオリジナルカクテル
☆「愛らんどWave」(私が思うに、これがきっかけでバーテンダーの道まっしぐら?って感じ?)
カクテルグラスにブルーシロップをつける。
グラスに塩をつける(ウェーブスタイル)。
[小笠原産パッションフルーツリキュール+グリーンアップルリキュール
+小笠原産パッションジュース+小笠原産島レモンジュース]をシェイカーで。
柑橘系のさっぱりとしたカクテル(お薦めです)。
(社)日本ホテルバーメンズ協会 東京支部主催
創作カクテルコンペティション アイランド部門の「準優勝」(すごいね!おめでとう!)
愛らんどWave
バーテンダーというお仕事の合間にコンクールへ向けて創作活動を行い、
6月から12月にかけて行われるコンクール(5回)に挑戦する。
審査員は5名。ショートカクテル4分。ロングカクテル6分。5杯同時に作る。
コンクールに照準を合わせ、日常の生活の中からもヒントを探し出し、
日々努力をされている。
確か私たちが若いころ、銀座に「サントリーコンパ」とかいう店があった。
カウンターが丸くなっており、その丸の中にバーテンダーがいて、
客の注文に合わせて目の前でシェイカーを振る。
よく「合コン」の後の二次会に使った。
当時は「バイオレットフィズ」「ココアフィズ」とかいうものがあった。
また、女の子にはスクリュードライバーを飲ませちゃいけない、なんてことも囁かれていた。
その後は、新婚旅行で「チチ」というカクテルを飲んで気に入った。
フルーツがグラスのフチにいっぱいささっていて、ストローはもちろん2本ついている。
それからは……、ビールと日本酒と焼酎の3本を軸として「カクテル」なんて目もくれなかった。
そんな気持ちを変えてくれたのが後藤さんと佐藤さん。
それまではORPHEUSにお邪魔しても、ビールかせいぜいソルティドック。
お二人と出会ってから初めて「カクテル」の奥の深さを知った。
まさに芸術だね!
常に高い目標をもち前向きなその姿に感動を与えてくださる後藤さん、佐藤さん。
そしていつもたくさんのエネルギーをいただきありがとう。
きょうも美味しいカクテルをいただきました。ごちそうさまでした。
(ほかには、今ニューヨークで流行っている「コスモポリタン」、
以前私達が無理な注文をした「ミシシッピミュール」もいただいちゃいました)
記:後藤さんと佐藤さんのバーテンダー人生応援団団長:Golgo&Meg